自営業などの第１号被保険者に加入が義務付けられているのは１階部分にあたる国民年金のみです。
会社員の厚生年金や公務員の共済組合のように、強制的に加入する２階部分にあたるものはありません。
これだけでは、随分心もとないのが実情ですね。
そこで、個人の意思で加入できる制度が用意されています。
その１つが「付加年金」です。
これは、国民年金保険料に４００円の付加保険料をプラスして納めると、納めた月数に２００円をかけた金額が、後々、付加年金として支給されるのです。
たとえばですね、付加保険料を２０年間（２４０ヶ月）納める（＝９万６０００円分）と、老齢基礎年金に４万８０００円（年額）が上乗せして支給されるんです。
これだとたった２年で元はとれちゃうんです。お得ですよね。
【留意点】
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付加年金は、老齢基礎年金と合わせて受給できる終身年金です。 |
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付加年金は定額のため、物価スライド（増額・減額）はありません。 |
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国民年金基金に加入中の方は、付加年金に加入することはできません。 |
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付加保険料は、納付期限を過ぎると納付できません。納付期限は翌月末日（休日・祝日の場合は翌営業日）です。 |
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